いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

2019-01-01から1年間の記事一覧

Fotografiska

ストックホルムはなかなか太っ腹で、入場料無料の美術館や博物館が結構ある。有料でも、時間限定で無料になるところも多い。 一方で、入館料が165SEK(2000円弱)ほどかかっちゃう写真美術館もある。でも、赤レンガの建物やインテリア、プログラムや展示の仕…

ストックホルムで感じる小確幸①

ストックホルムで感じる、「小さいけれど確かな幸せ」(By村上春樹)。 それは、オレンジ一色の夜の街。 そして、クリスマスの4週間前からクリスマスまでのアドベントの飾り。 確かにずっと天気が悪かった。日中はずっとどんより。4時前にはもう暗くなる。雨…

ルシアと、スカンセンのクリスマスマーケット

雪が降らない!降る気配もない!ここまで降らないとは。 ホワイトクリスマスどころか、この先も曇りまたは雨で、年末になっても降らなさそうです...雪見たい~! ともあれ。 12月13日は、スウェーデンではルシア祭の日。イタリア風にいうなら「サンタールチ…

ヨーテボリ、Atomic Swing、巨大シュリンプサンド

ヨーテボリ。スウェーデン第2の都市。西海岸にある港町。 行ってみたいなーとは思っていたけど、なんとなく行くきっかけがなかった。それが、なんとなく「なんかライブないかなー」と探していたら、めっちゃ好きなスウェーデンのバンド、Atomic Swingがヨー…

シグトゥーナ

ストックホルムに来て1か月弱。ずーーーーっと雨またはくもり、たまに雪で、青空を見ることがほとんどなかったのだけど、ようやく晴れた。 お出かけ日和なので、ストックホルムから郊外電車とバスを乗り継いで、スウェーデン最古の街と言われるシグトゥーナ…

クリスマスマーケットもはじまった

クリスマスイルミネーションが点灯した1週間後の週末、まずはストックホルムの旧市街、ガムラスタンで、クリスマスマーケットがオープン。 ちょうど、初日に近くを通りかかったのでのぞいてみた。 マーケットではGlögg(グロッグ)というクリスマスの飲み物…

ウプサラ

ストックホルムから電車で40分、バスで1時間半ほど北に行くと、大学のある落ち着いた街、ウプサラに着く。 調べてみるとFlixバスが安かったので、日帰りで行ってみた。Flixバスはアーランダ空港を経由していくのでちょっと時間はかかるけど。 バスターミナル…

クリスマスイルミ点灯、スウェーデン王立バレエ、そして、Atomic Swing!!!!!!!!

ストックホルムでは11月16日(土)にクリスマスイルミネーションが点灯された。もー一気に街がクリスマス。 王立公園で点灯式があるというので見に行った。公園にはスケートリンクがあって、ところどころたき火もあっていい感じ。 点灯式は、カウントダウン…

なにはなくともCafe 60

ストックホルムに来て1週間以上たったけど、まだ青空は見られていない。今朝は、ようやく「晴れた?」と思ったら、数分後には霧に覆われてしまった。聞きしにまさるどんより具合w でも、だいぶ覚悟してきたので、そんなに鬱々とはしないし、がっかりもして…

ストックホルムにやって来た

11月。 「ずっとどんより。雨ばっか。日も短い。雪がまだ降ってないから、とにかく暗い。11月は1年でいちばん退屈」 と言われている11月に、スウェーデンにやって来た。 子供のころ北欧の物語が好きで、20代のころはスウェーデンのガレージだのロックだのポ…

リスボンのお散歩 – シントラ編

リスボン近郊きっての観光地、シントラ。 マドンナが住んでいるというシントラ。 私はシントラ寄りに滞在していたので、リスボンに行くよりシントラのほうが近い。でもハイシーズンの今は、いつ行ってもすんごい人だし、見どころのペーナ宮殿やムーア人の城…

不死身のviva viagem

リスボン市内/近郊の移動には、交通系ICカードのviva viagem(ヴィヴァ・ヴィアジェン)を使っていました。ICチップが埋め込まれた紙のカードで、チャージして使います。 メトロや鉄道に乗る際には、1回券として使う場合でも、必ずこのカードが必要になりま…

リスボンのお散歩 – カシュカイシュ編

またまたご無沙汰してしまいました。 実はフィンランドを経てもう帰国しているのですが、リスボン滞在を思い出しつつ記事UP。どうも、リスボン編はすべてお散歩日記になりそうな予感... ということで今回はリスボン郊外の街、カシュカイシュ編。地図でいうと…

いわし祭りだわっしょい

6月まで、いきなり日付をさかのぼっちゃいます。 6月のリスボンといえば、いわし祭りだそうで。一番盛り上がるのはリスボンの守護聖人サント・アントニオをまつる「聖アントニオ祭」の前日にあたる6月12日なのだそうですが、6月いっぱいは、リスボン市内や近…

シントラ–カシュカイシュ自然公園で絶景トレッキング

せっかく外国の街に来ても、仕事してると部屋に引きこもりになってしまうことも多い。加えて私は社交的なほうではないので、時々は自分に鞭打ってw、ソーシャライズイベントなどに参加することにしている(じゃないと誰ともしゃべらずに終わる)。 イベント…

リスボンのお散歩 – プリンシペ・レアル編

先日お散歩したサン・ベント地区に隣接するプリンシペ・レアル地区も、リスボン在住者がゆったりと日常を過ごすような街並みで、お散歩にうってつけ。 地図でいうと、青丸で囲んだ当たり。赤が先日行ったサン・ベント地区。 ロシオ駅からひたすら石段を登り…

リスボンのお散歩 – サン・ベント編

なにやらヨーロッパ各地に熱波がきている模様...でもなぜかリスボンは全然暑くなく、毎日、日中でも20度前後の快適な気候。 どこの街に行っても、結局なんでもないローカルエリアをぷらぷら散歩しつつ、居心地のよいカフェでぼーっとお茶するのが一番好きな…

いい波あります!コスタ・ダ・カパリカ

カミーノ・デ・サンティアゴ(スペインの巡礼路)での900kimの歩き旅を終えて、ポルトガルにやって来た。 6月の2週目から、リスボン近郊(というかシントラ近郊)でAirbnbの部屋を1か月予約しているので、本当はそれまではポルトガルのほかの街(ポルトとか…

もうすぐカミーノ行ってきます!

2月中旬にチェンマイから戻ってきて、すっかり放置してしまいました。いつのまにやら桜満開。 4月半ばから、スペインの巡礼路カミーノ・デ・サンティアゴに行ってきます。800kmほどの道のりを、5週間ほどで歩く予定。 このブログにもカミーノカテゴリーは作…

タイで感じる小確幸④

タイで感じる、「小さいけれど確かな幸せ」(By村上春樹)、その4。 ....といっても、もう日本に帰国しております。 結局どこにいても、お天気がよくて、ザ・サードプレース的なカフェがあれば小確幸は味わえるなあ、と思った最後の1か月。日本でも、海外で…

サンティタム食堂コレクション②

チェンマイ旧市街の外側、北東にある庶民エリア、サンティタムのおすすめ食堂その2。ディープ度がやや上がりますw おしゃれではない。でも、安ウマなごはんがそこにはある。その1はこちら。 【Thai Style Fried Noodle & Sukiyaky】 ここの「タイスタイル…

サンティタム食堂コレクション①

サンティタムは安ウマごはんが食べられるローカル食堂だらけ。だいたいこのへんの相場は1皿35~50バーツ。日本円にして130~180円くらい。でも、タイ語だらけでどんなメニューだかわかんないし、ちょっと入りづらい...と思うこともある。 そんなときに便利…

タイで感じる小確幸③

タイで感じる、「小さいけれど確かな幸せ」(By村上春樹)。 ここ2週間くらい、とても天気がいい日が続いている。チェンマイの乾季のハイシーズンは11月から2月上旬くらいと言われているけれど、ほんとのほんとのベストシーズンは、12月終わりから2月頭くら…

アリ問題

(アリの写真はないのでご心配なく) ルアンパバーンに行く前のことなのですが。 ふと気づくと、アパートの部屋の中のあちこちを、ちっこいアリがわらわら歩いている。 うち3階ですけど。 引っ越してきてきて1か月近く、アリなんてみかけなかったのに、ナゼ…

フェスだらけチェンマイ+シェルターでボランティアワーク

乾季のハイシーズン真っ盛りのチェンマイ、この時期はフェスだらけです。 まずは2/1~3に、チェンマイの郊外で開かれる、アートとパフォーマンスと音楽のお祭り、Jai Thep Festival。この時期、街中からノマドがごっそりいなくなるんじゃないかというくらい…

ルアンパバーン⑤ラオスごはん!とフリームービーナイト

ルアンパバーンには2.5日しかいないし、ゲストハウスに朝食もついているので、外でごはんを食べられる回数は限られる。ラオスで食べたかったもの、それは 1.ラープムー 2.カオソーイ 3.カオピヤックセン 4.サンドイッチ ...これでもう4回ぶんやん。 …

ルアンパバーン④ゆるゆる寺巡りと、ハルキを読むベトナム青年

さすが古都というだけあって、小さなルアンパバーンの街は寺だらけ。 メインストリート沿いに立派なお寺がいくつもあるし、路地裏にもゆるーい感じのお寺が点在する。 夕方になると、お坊さんがシンバルと太鼓でシャンシャンどんどんと、なんともかっこいい…

ルアンパバーン③織物の村と紙漉きの村

ナムカーン川にかかる竹の橋。 渡ってみたいけど、川の向こうには何があるのかな。 メコン川からナムカーン川が分岐するところには、ながーい竹の橋がかかっていて、そこを渡ると、織物と紙漉きの村に歩いて行けるらしい。 というので橋まで行ってみたけど、…

ルアンパバーン②早朝托鉢と野良ニワトリ

ルアンパバーンにいたのは実質まる2日だったので、特になにをするでもなくただ街を散歩していた。到着した日の夕方は晴れていてとても空がきれいだったけど、あと2日はほぼ曇り。 まずは、朝早く起きて托鉢の見学。A Fortune-Teller Told Me: Earthbound Tra…

ルアンパバーン① あのね、ラオスは場所じゃないの。

ルアンパバーンという場所を知ったのは、とある読書会で取り上げられた本でだった。 A Fortune-Teller Told Me: Earthbound Travels in the Far East (English Edition) アジアを拠点とするイタリア人ジャーナリストが書いた旅行記。著者は1976年、香港でと…