リスボンのお散歩 – プリンシペ・レアル編
先日お散歩したサン・ベント地区に隣接するプリンシペ・レアル地区も、リスボン在住者がゆったりと日常を過ごすような街並みで、お散歩にうってつけ。
地図でいうと、青丸で囲んだ当たり。赤が先日行ったサン・ベント地区。
ロシオ駅からひたすら石段を登ります。
かつて、CMで「消臭力~~♪」とミゲル君が絶唱したアルカンタラ展望台の西側に広がるエリア。アルカンタラ展望台とその横のケーブルカーのあたりは観光客でいっぱいだけど、ここを過ぎて道なりにちょっと歩くだけで、ぐっと人が減る。
この大通りも、カラフルな壁がかわいくて、道沿いにはこじゃれたお店が並ぶ。でも一歩脇道に入ると、いきなり落書きだらけでゴミもたくさん落ちてたり。リスボンの街中って、ゴミ箱があっちこっちにあるのに、すごくポイ捨てが多いし(特にタバコの吸い殻~!)、落書きも多いんだよなー。そこ残念...
まあ、歩くのが楽しい小道もいっぱいあるけど。
大通りを5分も歩けば、プリンシペ・レアル庭園に着きます。この公園、木陰やベンチがいっぱいあって、週末でも人が少なすぎず多すぎず、とてものんびりできる。
土曜日は、クラフトやオーガニック野菜を売るマーケットが開かれる。公園を囲むようにアンティークやアクセサリーのお店が並んでいる。
奥側はオーガニック野菜のマーケット。ちょっと荷物になるけど、ちりめんキャベツとポロねぎ購入。
公園を通り抜けて逆側にも、アズレージョの壁並み(今作った造語)がすてきな通りがある。ここを下っていくと、えー感じのカフェがいくつもあるのです。ということで今日もカフェを巡る。
とその前に。
わー、かわいいアズレージョがあるーと近寄ってみると、こんな看板が。
日本食屋さんのようですが、すごいな、ど直訳やな、これきっと。
メニューがあったのでみてみると、スターターのてんぷらやポテサラが「Japanese Junk Food」になってたり、Hot Roll Sushiの名前が「Atsui」になってたり、いろいろおもろい...
以前、オリエンテの近くのすし屋さんで、こんな不思議な看板をみかけたこともあって。お願い。看板作る前に、日本語読める人に相談してw
— ミユキ@ちょい暮らし (@miyuki_choilife) 2019年6月22日
ともあれ、4月25日橋を遠くに望みつつ坂を下りていくと、「星の王子さま」をモチーフにした小さなブックカフェがある。実はここには先週来た。
ちっちゃいけど、めっちゃ居心地のいいブックカフェがあった。星の王子さまやテグジュペリの著作の各国語版がいっぱい。日本語版も。
— ミユキ@ちょい暮らし (@miyuki_choilife) 2019年6月22日
内藤濯訳は何十回と読んだけど、他の訳は読んだことない。内藤訳が染み付いてるからあえて読まずにいたけど、帰ったら他のも読んでみようかな。 pic.twitter.com/IjWzK6cWJ2
オーナーさんは少し日本語ができる。「星の王子さま」は私の愛読書なので、お会計時に、日本では何種類もの翻訳がでていて、翻訳によって全然印象が違うことを熱く語ってしまった。
お向かいにもすてきなカフェがあるので、今日はこちらに来る目的で。自家製グラノーラをオーダー。新鮮なフルーツたっぷり。窓からそよそよと風が入ってきて心地よい。この一角好きだなー。
この界隈、まだまだよさげなカフェがいっぱいあるよ。
アズレージョ三昧もできるよ。!
5分も歩かないうちに、先日行ったサン・ベントにあるジェラート屋さんの前に出た。こんなに近かったのか。
今日は本を持ってきたので、すぐ次のカフェ入っちゃいます。
すいてるし、明るいし、おまけに安い。店員さんもめっちゃフレンドリー。
今日歩いたのはこのあたり。
リスボンの中心部はいつも人がいっぱいで混んでいるので、カフェ巡りや街ブラずきな方は、このへんうろうろすると楽しいと思います。