いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

いわし祭りだわっしょい

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6月まで、いきなり日付をさかのぼっちゃいます。

 

6月のリスボンといえば、いわし祭りだそうで。一番盛り上がるのはリスボン守護聖人サント・アントニオをまつる「聖アントニオ祭」の前日にあたる6月12日なのだそうですが、6月いっぱいは、リスボン市内や近郊の広場や公園に、おびただしい数のいわし炭火焼き屋台が立ち並ぶ。

 

いわし祭りの中心地は、サント・アントニオ教会のあるアラファマ地区。ここは高台に展望台があったり、そのすぐ横をトラムが走って行ったり、昔ながらの生活感ある街並みがくねくねの細い坂道沿いに広がっていて、お散歩すると楽しい。


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なにやらカラフルレンタバイクで楽しそう


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 街のあちこちが、こんなレトロな感じのモールで飾られ、夕方からはもくもくといわしを焼く煙があがる。

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いわしはまさに「丸焼き」で、うろこや内臓もついたまま焼く。私は1匹だけ食べたけど、みなさん、一皿に8匹くらい盛られたいわしを精力的にもりもり食べている。パンにいわしからでるうまみを吸わせて食べるのだけど、やっぱどっちかというとごはん欲しくなるわー。

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いわし屋台が並ぶ公園では、いわし帽やバジルをかたどったウィッグが配られる。聖アントニオ祭には、男性がバジルが丸く植えられた鉢を恋人に送る習慣があるそうで。でもこのバジルウィッグ、かぶると、そういうロマンティックアイテムとは対極のおサイケな感じになっちゃいますけど... 

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いわしでテンション上がって踊っちゃう

精力的にいわしの共食いが繰り広げられる...

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バジルの鉢植えもいっぱい売ってる

リスボン郊外のベンフィカという街でもやっていた。

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1か月で、いったい何万匹のいわしが消費されるのだろう。

 

会場行くと、家に着いたとき全身が煙臭くなってますww