いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

いい波あります!コスタ・ダ・カパリカ

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カミーノ・デ・サンティアゴ(スペインの巡礼路)での900kimの歩き旅
を終えて、ポルトガルにやって来た。

 

6月の2週目から、リスボン近郊(というかシントラ近郊)でAirbnbの部屋を1か月予約しているので、本当はそれまではポルトガルのほかの街(ポルトとかコインブラとか)に滞在してみるつもりだったのだけれど、ボーナスステージを歩いたりしてカミーノが思ったより長引いたので、直接リスボンに移動することにした。

 

滞在先を直前になって探したうえ、仕事の予定も入っていて急いでいたので、利便性はあまり考えず、快適に滞在できそうでお値段お手頃の、スーパーホストの部屋にしぼった結果、6日間だけリスボンの対岸にあるカパリカという街に滞在することに。

 

カパリカは完全に車社会の住宅街なので、周りには住宅以外なにもないけど、バスに10分も乗れば、コスタ・ダ・カパリカという海辺の町や、クリスト・レイ像のあるアルマダや、フェリー乗り場のあるカシーリャスなど、リスボン対岸の街にも行ける。

 

ここにいる間はテージョ川は渡らず、リスボンには足を踏み入れないと決め(笑)、海辺のコスタ・ダ・カパリカにお散歩に。

 

ここ。

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 バスで行けばいいのだけれど、4kmくらいなので歩いちゃうよねカミーノのあとだとw

 

おかげでいい景色が望めましたよ途中で。ここ下らなあかんけど。

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海辺の街だけあって明るい雰囲気。それでもって、週末なのに、そんなに混んでいない(最近ちょっと寒いからかもしれないけど)。ごみごみしてなくてゆっくりできていいぞー。


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 ポルトガルの郊外はロータリーだらけだけど、ロータリーまで石畳なのかわいい。

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うみー!サーファーが喜びそうな波がざばざばきてます!

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実際、海に入っているのはサーファーばかり。体焼いてる人もあんましいない。

 

裏通りに居心地よさそうなカフェがあったので入ってみた。店内もかわいいけど、奥にソファがたくさん置いてあるテラス席がある。もちろん外で。

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フルーツパンケーキをオーダーしたら、すんごいのが来たよ。もはや生地が見えない...このボリュームで5.5ユーロ。 f:id:pechinda:20190609044344j:image

 めっさ居心地いいぞ、このカフェ。

  

再びビーチへ。波や、サーファーをぼーっと眺めているだけで退屈しないなー。

 

帰る前に、メインストリートでひと際にぎわっている軽食屋さんがあったので、ここで晩ごはん。


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 ポルトガルの代表的なスープ、カルド・ヴェルデ。じゃがいもとケールの優しい味のスープで、みそ汁みたいな位置づけなのかも。パンはプレーンなパンではなくて、中にチョリソーがたっぷり入った自家製パン。店内にある大きな石窯で焼いた、あっつあつのが出てくる。もちもちしていて香ばしくて、すごくおいしい。デザートのライスプディングは、甘さ控えめでシナモンが効いてて、こちらも予想外に(ごめん)おいしかった。

 

スープ、チョリソーパン、飲み物、ライスプディングに、食後のカフェもついて5.9ユーロ。

 

 

コスタ・ダ・カパリカは、リスボンとフェリーで結ばれているカシーリャスや、鉄道駅プラガルからTST社の124、126番などのバスで行けます。リスボン(+近郊)の公共交通機関に使える、Viva Viagemカードが使えます。