いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

タイで感じる小確幸④

タイで感じる、「小さいけれど確かな幸せ」(By村上春樹)、その4。

 

....といっても、もう日本に帰国しております。

 

結局どこにいても、お天気がよくて、ザ・サードプレース的なカフェがあれば小確幸は味わえるなあ、と思った最後の1か月。日本でも、海外でも、ある程度の期間滞在したところは、すぐに再訪したいカフェが浮かんでくる。

 

チェンマイでは、カフェのほかに、週末のJJマーケットがそんな場所になった。

帰国日は日曜日だったので、空港に行く前に、最後にもう一度JJマーケットに行った。結構早い時間に行ったので、まだ準備中のお店も多くて、いつも食べている揚げ豆腐は食べられなかったけど、最後にお姉さんにご挨拶。「ここの豆腐が食べたくて毎週来てました。もう食べられないのが悲しいけど、本当においしかった!チェンマイに来るときは必ずまた来ますね!」

 

で、ずーずーしいかなと思ったけど、「お豆腐もおいしいけど、このタレが最高に好き。何が入ってるのか、きいていい?」と尋ねてみた。純粋に何が入ってるのか知りたかったのです。

 

「いいよー、教えてあげる。あのね、これとこれとこれ」と、配合まではきかなかったけど、スマホの写真とかまで見せて材料を教えてくれた。ゆーたら企業秘密なはずなのに。優しい!

 

「もしもうチェンマイに来られないとしても、ぜひ作ってみて。うまくできるといいけど」

 

ありがとう!お姉さんと同じようには作れないかもしれないけど、そのうち必ず作ってみる。

 

その後、いつもタイティーやコーヒーを買っているおじさんのところで、カプチーノを買った。いつも冷たいドリンクを買っているけど、まだ朝早くて寒いので今日はホット。このキッチンカーでは、1杯1杯ていねいにドリンクを作ってくれるので、いつもはオーダーを紙に書いて渡してから、5分くらい待ってドリンクをいただく。いつも忙しそう。でも今日はまだすいてる。

 

だからなのか、おじさん、なにやらスティックでやたら時間をかけてラテアートを仕上げてくれている。カプチーノを受け取ると

 

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子犬ちゃん!


今日で来れるの最後、と言ったわけではないし、たまたま時間があったからかもしれない。でも勝手に、「元気でね」っていうメッセージをもらったような気になった。どうもありがとう。ラテアートって幸せな気持ちにしてくれるよね。

 

いつかまた行きたい、JJマーケット、そしてチェンマイ