いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

ルアンパバーン⑤ラオスごはん!とフリームービーナイト

ルアンパバーンには2.5日しかいないし、ゲストハウスに朝食もついているので、外でごはんを食べられる回数は限られる。ラオスで食べたかったもの、それは

1.ラープムー

2.カオソーイ

3.カオピヤックセン

4.サンドイッチ

...これでもう4回ぶんやん。

 

1.ラープムー

タイのイサーン料理にもあるラープムー。豚ひき肉をたっぷりのハーブとライムであえたサラダ風(といっても温かい)のお料理。さっぱりしていて、もち米とめっちゃ合う!もともと、イサーン料理のラープムーは、ラオス料理の影響を受けてできたものだそうで、ならば、本元のラープムーを食べないわけにはいかん。

 

ということで向かったのは、泊まっていたゲストハウスから近く、「安くて何を食べてもおいしい!」というレビューを見つけたローカル食堂、Bamboo Garden Restaurant。

f:id:pechinda:20190128225217j:plain

犬に迎えられました。

 

ローカル食堂ながら、こぎれいで雰囲気もよいので、めちゃめちゃ入りやすい。クールな感じのお姉さんが、オープンキッチンで手際よくちゃちゃっと作ってくれます。料理している間からめーっちゃいい匂い。

f:id:pechinda:20190128225729j:plain

!!!

これは本当においしかった!ハーブがたくさん入っていて香り高い。ラオス料理はタイ料理より辛いかな、と思ったけど、ここのラープムーはそんなに辛くない。タイのラープムーは、ライムジュースとか紫玉ねぎとかの水気が多い感じだけど、ここのは全部炒めてあるのでカラっとしている。もち米とめっちゃ合う!そして、写真ではわかんないかもしれないけど、もち米の量がめっちゃ多いw 2人前以上ある感じ。

 

お昼に行ったのですが、あまりにもおいしかったので、ほかの料理も食べたくなって、「また来るわ!」と行って、その日の夜また行きましたw

 

街の中心からはちょっと離れた路地にある。日本人にも人気の赤十字ハーブサウナからは目と鼻の先。

 

 

2.カオソーイ

 タイのカオソーイといえばたまご麺と揚げ麺の入った、ココナッツミルク入りのカレースープですが、ラオスのカオソーイはそれとは別物。麺は米麺だし、ココナッツミルクは入っていないクリアスープで、辛みそで和えたひき肉がたっぷりのっている。

 

ナイトマーケットの入り口に、地元の人たちでにぎわっているカオソーイ屋台があったので、そこで食べてみた。

f:id:pechinda:20190128230834j:plain

 見た目辛そうに見えるけど、そうでもない。あっさりしていておいしい。日にちがあったらほかの屋台やお店のと食べ比べしてみたかった。

 

3.カオピヤックセン

ラオス独特の麺料理で、もっちもっちの麺に、やーさしい出汁のスープ、というのでぜひとも食べてみたかった。絶対はずしたくないので、名店と評判の店にわざわざ行きました。ワット・シェントーンからすぐのXieng Thong Noodle。

 

f:id:pechinda:20190128231935j:plain

フライドガーリックがたっぷりのっている。出汁はほんのり塩味で、とろみがついている。麺にはタピオカ粉が入っていて、乾燥麺じゃなくて生麺をゆでるので、ちょっとぬるっとしていて弾力のある釜揚げうどんみたいな感じ。朝ごはんにぴったり。

 

市場の中にも、この麺を出している屋台がたくさんあった。どこのもおいしそう。

4.サンドイッチ

ラオスはフランス領だったことがあるので、街並みや食べ物にフランスの影響が残っている。フランスパンのサンドイッチを売っている屋台もたくさん。パン好きの私が、タイに来てからもう2か月近く全然パン食べてない!泊まっていたゲストハウスの朝ご飯はシンプルながら結構おいしくて、フランスパンも温めて出してくれるので、ラオスで結構パンは堪能したけど、やはり、サンドイッチも食べておきたい。

 

しかし食べるヒマがないのでw、結局空港に行く前に街で買って行って、空港で食べた。街の中心でサンドイッチ屋台がずらーっと並んでいるなかの1軒で買ったけど、これが大当たりで、写真はないのですが受け取った瞬間

重っ!

となるくらい、重量級のサンドイッチだった。チキンがぎっしり、その外側にこれでもか!というくらいアボカドが詰め詰めに詰め込まれている。ラオスの、ちょっと甘めのマヨネーズがまたいい味出してる。おいしい!これだけ詰め込む技術、すごい。そして、あまりの巨大さに袋の上からパンを輪ゴムで止めてあるので、意外と食べやすい。

 

メコン川クルーズでランチ用に買ったサンドイッチとは、おいしさが全然違ったので食べておいてよかった。

 

番外編【L'Etranger Books & Tea】

 

 プーシーの丘の裏通りに、毎晩夜7時から日替わりで映画の無料上映会をしているブックカフェがある。Googleマップで、いい感じのカフェを探しているときに見つけた。ドリンクとかフードを頼むだけでOK。

f:id:pechinda:20190128234123j:plain

 

1階は本と雑貨を売っているお店。靴を脱いで2階に上がると、「どーぞ寝っ転がってくつろいでくださいねー」といわんばかりに、かわいいマットやクッションがどーんと並べられている。何この居心地の良さ!壁にはNational Geographicがずらーっと。

f:id:pechinda:20190128234345j:plain

フリームービーなんて、さぞかし人がいっぱいなのでは、と思ったけど、お客さんは私のほかにカップルが1組いるだけだった。ちょっと大きめのモニターで流すだけだと思ったら、7時になるとがっつり電気が消えて、音響もちゃんとしたスピーカーで大きめに流す、ガチの上映会。この日やっていたのは、『理想のオトコになる方法』という軽めのラブコメ

 

このカフェ、とても居心地よかった。通いたい。あー、こういうカフェのある街に住みたい!!でも毎晩こんなにすいてるのかしら...ずっとやっててほしいから、ぜひぜひ、ルアンパバーンに行ったら、のぞいてみてください。映画のスケジュールはHPでも確認可能。今、記事書こうと思ってHP開いたら、今日はBOHEMIAN RHAPSODYじゃないか!はやっ!

www.bookslaos.com

<