サンティタム食堂コレクション②
チェンマイ旧市街の外側、北東にある庶民エリア、サンティタムのおすすめ食堂その2。ディープ度がやや上がりますw
おしゃれではない。でも、安ウマなごはんがそこにはある。その1はこちら。
【Thai Style Fried Noodle & Sukiyaky】
ここの「タイスタイル・フライドヌードル」は、パッタイではなくてパッシーユ。パッシーユとは、もっちもちの太麺を醤油で炒めた料理。ほんのり甘くて、辛さはゼロ。日本語メニューがあるお店では、よくパッタイを「タイ風焼きそば」、パッシーユを「焼うどん」と表現しているけど、なかなかいい得て妙。パッタイとはまったく違うし、日本人の舌に合う味だし、なによりもっちもちの食感がとてもよいので、タイではぜひ試していただきたい料理。
パッシーユは、たいていどこの食堂でも食べられるけど、ここのは結構よく炒めてあるので、ところどころカリっとしていて、でももっちもちで、食感の違いが楽しいうえ、油っこくなくてとてもおいしい。普通盛40バーツ。
そして店主のナットさんがにこやかでとても親切。場所は、日本風銭湯&コンドミニアムの「北花庵」の目の前です。
営業時間:10:00~22:00
【Steak Ban Khun Yai】
上記のThai Style Fried Noodle & Sukiyakynotの近くにある庶民派ステーキ屋さん。チキンステーキやポークステーキが49~59バーツで食べられる。ビーフは79バーツ。学生さんが多いからか、サンティタムにはこういう感じのカジュアルなステーキ屋さんが何軒かあるけど、ここはいつもにぎわっているから人気があるみたい。看板もなんだかかわいいです。
気軽に洋食っぽいもの食べたいときによいかも。デフォルトではサラダとトーストが付いてきますが、ここはトーストの代わりにごはんも選べます。肉には米。
ポークをいただきました。ソースは甘めで、お肉は弾力があってとっても柔らか。
【Mae Sunee's Kitchen】
食堂コレクション①で紹介したAunt Aoy's Kitchenが「お店の味」なら、ここはまさに「おかんの味」の、典型的なローカル食堂。おばちゃん2人で切り盛りしていて、ひっきりなしにお客さんがやってくる。だいたいどのメニューも35~40バーツで、どれもほっとするような味。量もやや多め。
写真入り英語メニューもあります。
営業時間:9:00~17:00 (17:00以降はお持ち帰り串焼き屋になる)
【Jaelai Restaurant】
車道から1本入ったところにあるので、たまたま通りかかるような場所ではないけれど、地元の兄ちゃんたちががんがんバイクでやってくる。
タイ語だらけで、ちょっと薄暗くて一見入りづらいけど、写真入り英語メニューも、一部だけど日本語メニューもあります!そして店主が親切。メニューがめっちゃ豊富なので悩むけど、好みを言えばおすすめを教えてくれる。
ここも何度も行ったけど、この日は「イカのガーリック黒胡椒炒め」(40バーツ)をチョイス。イカぷりっぷりでうまい!シーフード40バーツで食べられるのがうれしい。
カオソーイの名店「カオソーイ・メーサイ」や北タイ料理の人気店「ファン・ムアン・ジャイ」から歩いて5分くらいの場所。
営業時間:10:00~20:00
【Numkhaomonkai Nakhonsri】
タニン市場から幹線道路を渡ったエリアにあるカオマンガイのお店。この界隈はもうローカルの極み。でも、チェンマイラーチャパット大学があるので、結構お店がたくさんある。
このお店は、店先はごちゃごちゃっとしていて、なかなか入るハードルは高いw。でも英語メニューあり。茹で鶏と揚げ鶏の両方がのったカオマンガイ・パッソムをいただきました。茹で鶏はしっとり、揚げ鶏は、お店によっては、じとっと油っぽいところもあるので、当たり外れが激しいのですが、ここのはカリっと揚がっていて当たり。
そして、辺鄙な場所にあるローカル度の高いお店なのに、振り向くと壁に日本語が書いてあった!あんまり日本人が書いたようには見えないけど...
営業時間:5:30~15:00、水曜定休。
【店名不明の牛肉麺屋さん】
上記のカオマンガイ屋さんにほど近いヌードル屋さん。地元の人でにぎわっているので気になって入ってみた。タイ語のメニューしかなく、何があるかよくわからないので、とりあえずヌードル1つ、と頼むと米麺のビーフヌードルが出てきた。Google Mapsのレビューを見ても、牛肉麺屋さんで間違いなさそうw
スープの色濃いめですが、味はそんなに濃くない。煮込んだ牛肉がほろほろでおいしい!店先のバケツにキャベツの千切りが山ほど水につけてあって、取り放題の模様。こういう水はちょっと大丈夫かな、と不安になるけど、スープにどっぷり浸して食べたら特に問題なかったです(でもおなか弱い人はやめたほうがいいかも)。
写真撮っていい?とジェスチャーで聞くと、めーっちゃいい笑顔くれました。
営業時間:9:00~16:00、日曜定休。
サンティタムにはまだまだまだまだまだまだいっぱい食堂があるので、どんどん発掘してください。
【おまけ:Early Owls Cafe】
庶民エリアのサンティタムですが、こーーんなシャレオツなカフェもあります。池や小川もある広大な庭のある、一軒家カフェ。なんというぜいたく空間。
チェンマイラーパチャット大学の隣ですが、入り口が裏通りにあるのでちょっとわかりづらいかも。
素材にこだわっていて、お値段はちょっとお高め。8:00~11:00の間は、エッグベネディクトやブレックファーストブリトーなど、150~160バーツのブレックファーストメニューがあります。この自家製ヨーグルトは150バーツ。
営業時間:8:00~17:00、水曜定休。
奥が深いぜサンティタム。