いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

サンティタム食堂コレクション①

サンティタムは安ウマごはんが食べられるローカル食堂だらけ。だいたいこのへんの相場は1皿35~50バーツ。日本円にして130~180円くらい。でも、タイ語だらけでどんなメニューだかわかんないし、ちょっと入りづらい...と思うこともある。

 

そんなときに便利なのがGoogle Mapsの写真やコメント。「レストラン」などで地図で近場にある食堂を検索すれば、たとえ店名がタイ語だけでも、勝手に日本語にGoogle翻訳されたコメントが読めるし、写真も見られる。これでぐっとハードルが下がります。...まあ、ほんとは飛び込みで「えいやっ」て入るほうがずっと面白いんだけど。

 

そんな感じで入ってみたサンティタムエリアの食堂で、リピートしたところを、忘備録かねていくつかご紹介。おしゃれではない。でも、安ウマなごはんがそこにはある。

 

ちなみに、サンティタムとはだいたいこんな雰囲気のところ。旧市街のお堀の外、北東にあたるエリアです。

 

 

まずはサンティタムのメインストリート(?)、サンティタムロードにあるこのお店。

 

A.T. Short Order Cook】

 ほんとの店名かよくわからないけど(多分違う)、Google Mapsだとこうなってる。

 

だいたいどのメニューも35バーツで、どれ頼んでもおいしい。量はちょっと少なめながら、スープ付き。英語メニューあり。ただし、全部のメニューがのっているわけではない。これと別に、英語メニューにはのってない日本人向けのおすすめメニューが、日本語で壁に貼ってある。

 

そのなかの「カオムーマナーオ」という、ゆで豚のピリ辛ライム和えは、さっぱりしていておいしい!胃が油で疲れたときにお試しを。


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この、Savory Curryもマイルドでおいしかった。 

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Google Mapsでは営業時間22時までになっているけど、22時回ってもフツーに営業しているので重宝します。夜遅くにごはん食べ損ねたときは、ここに行っとけば間違いない。

 営業時間:10:00からたぶん真夜中くらいまでやってる。

  

【Ancient Thom Yam Noodles】

 上記の、A.T. Short Order Cookからほど近いヌードル屋さん。


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Spicy Pork Noodleがめっちゃおいしいので、そればっかり食べてほかのを食べたことがないw 私は辛すぎると食べられないので、いつも「ペッ ニッノーイ(辛さ控えめ)」で頼むのですが、ほんのり辛く、ほんのり甘く、ほんのり酸っぱいスープがおいしい。

  

そして具材の豚肉もめっちゃ柔らか。トッピングされたガーリックと豚ひき肉もおいしい。ほかのヌードル屋さんより量も多い(タイのローカル食堂はどこも量が少なめ)。添えられた揚げワンタンもいい味出してる。普通盛で40バーツ。おっちゃんもおねえちゃんも愛想いいです。セルフサービスでもやしとレタスが入れ放題。

 

  営業時間:10:00~16:00くらいまで。

 

【Aunt Aoy Kitchen】

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 サンティタムの中心からは、ややはずれたエリアにある。たたずまいも、価格(だいたい40~45バーツ)も、メニューも、いかにもザ★ローカル!ではあるものの、味はほかのローカル食堂とは一線を画す。

 

「家庭的な味」がおいしいのがローカル食堂だとしたら、ここのは洗練された「お店の味」。看板メニューはこのたまご入りカレー炒め。チキン、ポーク、シーフードを選べる。たまごがふわふわで、味付けも上品!そしてお皿もプラスチックじゃない。


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キッチンをひとりで切り盛りするおばちゃん(Aoyさん)は、もともとホテルのレストランや海外のタイフードフェスなんかでも活躍していたシェフらしい。不織布のキャップをかぶって調理するのもプロ意識が高い!そしておっちゃんはかいがいしく、下ごしらえの手伝いをしたり、ホールを片付けたり。壁にはホテルの表彰状とともに、韓国語のメッセージがいっぱい。おいしくて安いので何度も行ったけど、いつ行っても必ずコリアンのお客さんがいるし、Google Mapsのレビューも韓国語だらけだから、コリアンの間では有名なのかな。

 

ちょっと辺鄙な場所にあるけど、わざわざ行きたくなるお店。

 

 営業時間:10:00~19:00くらいまで。月曜定休。英語メニューあり。

 

【指さしカレー屋さん(名前不明)】

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ここはロングステイヤーの方に教えていただいた。ワット・サンティタムの並びにある、セルフサービス式の食堂。炒め物やいろんな種類のカレーが20種類以上ある。

 

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好きなおかずを3品選んで、たまごつけても40~50バーツで食べられるし、味もそこそこよいし、野菜系のおかずも豊富なので、いろいろ食べたいときや、ささっと何か食べたいときにおすすめ。ほかのローカル食堂に比べると量もたっぷり。個人的には、目玉焼きの半熟っぷりがとても好き。


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この手の食堂にしてはお店がとてもきれいで広いから入りやすい。同じ敷地内にコーヒースタンドがあるし、フルーツシェイクもいろいろあるので、ちょっとのんびりできるのもよい。そしてトイレもとてもきれい。

 

昼過ぎには閉まるので、ランチタイムにどうぞ。早朝からやってるので、朝ごはんもできるけど、朝にはちょっとボリュームありすぎかも。それにしても、これだけの品数を早朝から並べるって、何時から仕込んでるんだろう...

 

 営業時間:6:30~15:00くらいまで。

 

 【Jak-ka-Phan Eatery】

まだ開店準備中ですが、外観はこんな感じ。車道から一歩入ったところにあります。


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 メニューの種類がめっちゃ多いので、ここも、何食べたらいいかわからないときにとりあえず来ちゃう店。写真入りの英語メニューがあるので、注文楽々。35~40バーツくらいでいろいろ選び放題。量は少なめなので、私はたいていごはんもの1品+スキー(タイスキ)を頼みます。

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スキー。たっぷりの野菜とお肉、たまご、緑豆春雨が入ったスープ。とっても優しい味。タイごはんは結構野菜不足になるので、さっぱりと野菜を食べたいときにぴったり。チリソースが別添えで出てくる店と、最初からどばっとかけて出してくる店があるので、私はいつも「チリソースなしで」とお願いします。

  

営業時間:お昼前から21:00くらいまで。土曜定休。

 

ちなみに。

こういう食堂には、たいていセルフサービスの水と氷がおいてある。え?大丈夫かな?と不安になるかもですが、お水も氷も、浄水してあるので、飲んでも大丈夫。少なくとも私はおなかこわしたことはない。まあ、おなか弱い人は、ペットボトルのお水を注文したほうがよいかもです。10バーツ(35円)くらいだし。

 

おいしいお店、まだまだあるので、②に続きますw