サンティタム食堂コレクション①
サンティタムは安ウマごはんが食べられるローカル食堂だらけ。だいたいこのへんの相場は1皿35~50バーツ。日本円にして130~180円くらい。でも、タイ語だらけでどんなメニューだかわかんないし、ちょっと入りづらい...と思うこともある。
そんなときに便利なのがGoogle Mapsの写真やコメント。「レストラン」などで地図で近場にある食堂を検索すれば、たとえ店名がタイ語だけでも、勝手に日本語にGoogle翻訳されたコメントが読めるし、写真も見られる。これでぐっとハードルが下がります。...まあ、ほんとは飛び込みで「えいやっ」て入るほうがずっと面白いんだけど。
そんな感じで入ってみたサンティタムエリアの食堂で、リピートしたところを、忘備録かねていくつかご紹介。おしゃれではない。でも、安ウマなごはんがそこにはある。
ちなみに、サンティタムとはだいたいこんな雰囲気のところ。旧市街のお堀の外、北東にあたるエリアです。
まずはサンティタムのメインストリート(?)、サンティタムロードにあるこのお店。
【A.T. Short Order Cook】
ほんとの店名かよくわからないけど(多分違う)、Google Mapsだとこうなってる。
だいたいどのメニューも35バーツで、どれ頼んでもおいしい。量はちょっと少なめながら、スープ付き。英語メニューあり。ただし、全部のメニューがのっているわけではない。これと別に、英語メニューにはのってない日本人向けのおすすめメニューが、日本語で壁に貼ってある。
そのなかの「カオムーマナーオ」という、ゆで豚のピリ辛ライム和えは、さっぱりしていておいしい!胃が油で疲れたときにお試しを。
この、Savory Curryもマイルドでおいしかった。
Google Mapsでは営業時間22時までになっているけど、22時回ってもフツーに営業しているので重宝します。夜遅くにごはん食べ損ねたときは、ここに行っとけば間違いない。
営業時間:10:00からたぶん真夜中くらいまでやってる。
【Ancient Thom Yam Noodles】
上記の、A.T. Short Order Cookからほど近いヌードル屋さん。
Spicy Pork Noodleがめっちゃおいしいので、そればっかり食べてほかのを食べたことがないw 私は辛すぎると食べられないので、いつも「ペッ ニッノーイ(辛さ控えめ)」で頼むのですが、ほんのり辛く、ほんのり甘く、ほんのり酸っぱいスープがおいしい。
そして具材の豚肉もめっちゃ柔らか。トッピングされたガーリックと豚ひき肉もおいしい。ほかのヌードル屋さんより量も多い(タイのローカル食堂はどこも量が少なめ)。添えられた揚げワンタンもいい味出してる。普通盛で40バーツ。おっちゃんもおねえちゃんも愛想いいです。セルフサービスでもやしとレタスが入れ放題。
営業時間:10:00~16:00くらいまで。
【Aunt Aoy Kitchen】
サンティタムの中心からは、ややはずれたエリアにある。たたずまいも、価格(だいたい40~45バーツ)も、メニューも、いかにもザ★ローカル!ではあるものの、味はほかのローカル食堂とは一線を画す。
「家庭的な味」がおいしいのがローカル食堂だとしたら、ここのは洗練された「お店の味」。看板メニューはこのたまご入りカレー炒め。チキン、ポーク、シーフードを選べる。たまごがふわふわで、味付けも上品!そしてお皿もプラスチックじゃない。
キッチンをひとりで切り盛りするおばちゃん(Aoyさん)は、もともとホテルのレストランや海外のタイフードフェスなんかでも活躍していたシェフらしい。不織布のキャップをかぶって調理するのもプロ意識が高い!そしておっちゃんはかいがいしく、下ごしらえの手伝いをしたり、ホールを片付けたり。壁にはホテルの表彰状とともに、韓国語のメッセージがいっぱい。おいしくて安いので何度も行ったけど、いつ行っても必ずコリアンのお客さんがいるし、Google Mapsのレビューも韓国語だらけだから、コリアンの間では有名なのかな。
ちょっと辺鄙な場所にあるけど、わざわざ行きたくなるお店。
営業時間:10:00~19:00くらいまで。月曜定休。英語メニューあり。
【指さしカレー屋さん(名前不明)】
ここはロングステイヤーの方に教えていただいた。ワット・サンティタムの並びにある、セルフサービス式の食堂。炒め物やいろんな種類のカレーが20種類以上ある。
好きなおかずを3品選んで、たまごつけても40~50バーツで食べられるし、味もそこそこよいし、野菜系のおかずも豊富なので、いろいろ食べたいときや、ささっと何か食べたいときにおすすめ。ほかのローカル食堂に比べると量もたっぷり。個人的には、目玉焼きの半熟っぷりがとても好き。
この手の食堂にしてはお店がとてもきれいで広いから入りやすい。同じ敷地内にコーヒースタンドがあるし、フルーツシェイクもいろいろあるので、ちょっとのんびりできるのもよい。そしてトイレもとてもきれい。
昼過ぎには閉まるので、ランチタイムにどうぞ。早朝からやってるので、朝ごはんもできるけど、朝にはちょっとボリュームありすぎかも。それにしても、これだけの品数を早朝から並べるって、何時から仕込んでるんだろう...
営業時間:6:30~15:00くらいまで。
【Jak-ka-Phan Eatery】
まだ開店準備中ですが、外観はこんな感じ。車道から一歩入ったところにあります。
メニューの種類がめっちゃ多いので、ここも、何食べたらいいかわからないときにとりあえず来ちゃう店。写真入りの英語メニューがあるので、注文楽々。35~40バーツくらいでいろいろ選び放題。量は少なめなので、私はたいていごはんもの1品+スキー(タイスキ)を頼みます。
スキー。たっぷりの野菜とお肉、たまご、緑豆春雨が入ったスープ。とっても優しい味。タイごはんは結構野菜不足になるので、さっぱりと野菜を食べたいときにぴったり。チリソースが別添えで出てくる店と、最初からどばっとかけて出してくる店があるので、私はいつも「チリソースなしで」とお願いします。
営業時間:お昼前から21:00くらいまで。土曜定休。
ちなみに。
こういう食堂には、たいていセルフサービスの水と氷がおいてある。え?大丈夫かな?と不安になるかもですが、お水も氷も、浄水してあるので、飲んでも大丈夫。少なくとも私はおなかこわしたことはない。まあ、おなか弱い人は、ペットボトルのお水を注文したほうがよいかもです。10バーツ(35円)くらいだし。
おいしいお店、まだまだあるので、②に続きますw