いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

フェスだらけチェンマイ+シェルターでボランティアワーク

乾季のハイシーズン真っ盛りのチェンマイ、この時期はフェスだらけです。

まずは2/1~3に、チェンマイの郊外で開かれる、アートとパフォーマンスと音楽のお祭り、Jai Thep Festival。この時期、街中からノマドがごっそりいなくなるんじゃないかというくらい、みんなこのフェスの話をしている気がする...会場でキャンプもできるし、ワークショップなんかもあるらしい。HPからしてヒッピー色強そう。

 

そして、日本人が主催していて今年10回目になるというShambhara Festival。こちらはチェンマイからバスで2時間くらいの、チェンダオというところで2/7~16まで10日間という長丁場で行われる。Jai Thepから続けて行ったら、半月ずっとフェス漬けの日々が送れますね。こちらもヒッピー色強そう。これのボランティアスタッフとかやってみたら、結構楽しいかも(長丁場だけど)!

 

...まあ、私はどちらにも行かないけど...Shambharaはちょっと行ってみたかったけど、ちょうど始まるころ帰国です。 

 

先週は、旧市街でWoke Folks Festivalというのをやっていた。旧市街のいろいろなところで、1週間にわたってパフォーマンスやトークショー、ヨガイベントなどが開かれる。こちらは、QuestQuestという、ロールプレイングを採り入れた即興演劇を見に行った。

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会場の片隅に、ゲームのように、キャラクターのプロフィールとヘルスを記した紙がある。ことあるごとに「ダンジョン・マスター」なるナレーターが、「フリーズ!」と場面を止め、お客さんに1~20の数字が書かれたサイコロを振らせる。数字が低いとキャラのヘルスが減っていき、その結果によってストーリーも変わる。ヘルスがゼロになるとキャラが死亡してしまうシステム。

 

どういうわけか、キャラクターは「スキ・ヤキ」、「テリ・ヤキ」、「テッパン・ヤキ」「モモ・ヤキ」など、おいしそうな名前のヤキ一族。お客さんのノリがよくて、その場でエキストラとして参加したり、客席とステージとの境目がない感じ。話は正直よくわからなかったけどw、お客さんめっちゃ楽しそうだったし、こじんまりした野外ステージの雰囲気がとてもよかった。

 

フェスの最終日には、チェンマイの郊外にあるシングルマザーのシェルター、The Wildflower Homeでボランティアをするというプログラムがあったので、これにも参加。なにかしらボランティアに参加したかったのでちょうどよかった。フェスにボランティア組み込むって、いいアイデア

 

10年ほど前に、シングルマザーや妊婦さんに安心して生活できる場所を提供したいと設立された施設で、今は10名ほどの女性とその子供たちが暮らしている。新しい建物を建てていて、完成するとさらに25人くらい受け入れが可能になるらしい。敷地内には養鶏場や畑があって、女性たちはここで農作業や工芸品づくりに励んだり、きのこの栽培をしたり、ボランティアから英語を教わったりしている。ここにいる多くは、山岳民族の女性。

 

と、この日の世話役のアメリカ人ボランティアの娘さんが施設について説明してくれた。この日、ボランティアに参加したのは15人くらい。高校時代の親友とアジア旅行中、というフランス人の女の子は、昨日チェンマイについてたまたまこの日のボランティアを知り、即刻申し込んだらしい。フットワーク軽!


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戦う豚さんたち。

 

この日のお仕事は、子供たちの遊び場の大掃除。赤ちゃんから3才児くらいの子供たちが、きゃっきゃいいながら遊んでいる。かわいい!


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 3時間ほどひたすらお掃除。クレヨンの落書きを消しまくる。

  

ボランティア参加者は、その日の晩にあるクロージングパーティーに無料で参加できるという特典がある。ボランティア後に行くところがあって、もたもたしているうちにパーティーには行きそびれた。会場が遠かったし、パーティーは苦手なので、まあいっか、と思ったけど、謎解きイベントとかパフォーマンスもあるおもしろそうなプログラムではあったので、行かなかったのをちょっと後悔。