コムローイ、郊外イベント会場編(Chiang Mai CAD @ Cowboy Army Riding Club)
空いっぱいに、何千というランタンがふんわり上がっていく、幻想的なお祭りコムローイ。ディズニー映画『ラプンツェル』のもとになったといわれている。毎年、陰暦の12月(今の10月~11月)の満月の日に開催されるので、2018年は11月22日と23日。せっかくこの時期にチェンマイにいるので、これはぜひ見ておかねば。
一斉にたくさんのランタンを上げられる会場は、チェンマイ郊外に6か所設けられている(これは行事ではなく、観光客向けのイベントという位置づけで、それぞれ主催者が違う)。環境に悪影響とか、火災のもとになるとか、飛行機が飛べなくなるとか、いろいろ問題もあって、開催の是非を問う動きもあるとのこと。そう知ってやや複雑な気持ちを抱えつつ...でもやっぱり見たい!
私が参加したのはこちらのイベント。
けっこうぎりぎりになってチケットを探したので、一番あっさり見つかったこれにした。今年から新しく始めるイベントだそうなので、知名度がほかより低かったからかもしれない。そして初回の初日というのが、やや不安だけどw。そしてその予感は当たった。送迎やら進行やら仕切りやらで、あっちこっちでトラブルが発生している模様。そりゃそうなるよね。でも想定内、それも経験の一部。まあ、「さあランタン上げますよ」というときに、私の周辺にはぜんぜんランタン配られてなかったのはちょっと焦ったけどw(あとで取りに行った)
まあともあれ、ゆらゆらと空を昇っていく無数のランタンと、ぽっかりと浮かんだ満月が織りなす美しい光景にうっとり。なにより、参加している人たちがみんな本当にいい笑顔で、幸せそうなのがうれしくなる。これに乗じてプロポーズしていた人もいた模様。多幸感。ああ、この空間にいられて幸せだなー。
ランタンを上げる前には、北タイ地方の伝統料理をビュッフェ形式で好きなだけいただける。3000人規模なので、正直、食事にはあまり期待していなかったけど、その場で作ってくれる汁そばやパッタイや焼き物など種類も豊富で、葉っぱで作った器で供してくれるなど雰囲気もよくて、とてもおいしくいただけた。
レモングラスティーやタイティーも、こんなかわいい入れ物に入れてくれる。甘いけど冷たくておいしいー!
ランタンがだいぶ上がったところで、ようやく自分たちのランタンをもらいに行き、上げることができた。でも写真を撮ったり、見とれたりするのに忙しくて、肝心のお願い事をするのをすっかり忘れてた!本末転倒。次の日、灯篭流しでリベンジ!
帰るのもたいへんだったけど、ああ、やっぱり来てよかった。
実は街中でも結構上がります!