いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

どんよりパーイとナイトマーケット

f:id:pechinda:20181220021647j:plain

ん?待て待て。
タイ北部は今乾季のはずだ。これまで雨は1滴も降っていない(嘘。一瞬パラっときたことはあった)。乾季には雨なんて全然降らないと思っていた。

 

なのになぜ、1泊2日で予定していた初のプチトリップの日程が、両日とも雨予報なのだ!?タイミング悪すぎやろ。

 

これまでずっとチェンマイにいたので、ここから約130kmほど北にあるパーイという街に行ってみることにした。チェンマイからは、くねくねした山道の762ものカーブを通って行かねばならぬらしい。

 

パーイは山合いの小さな街ながら、かわいらしい街並みと素朴な風景で、タイ人はもとより欧米人や中国人に大人気の場所。ハンモック付きのコテージを予約したので、ただただきれいな空を眺めながらのんびりできればいいなー、と思ったのですが。そうですか雨ですか。

 

 とりあえずミニバンを予約して向かう。

 

もともと車酔いはまったくしないのに、前回ソンテウでドイステープ(30分くらいで山道を標高1000mくらいまで上がる)に行ったときに、まともに立てないくらいのめまいに襲われた(車酔いというより気圧の急激な変化に対応できない)。なので念のため酔い止めを飲んでからミニバンに乗り込む。車窓も楽しみたいなあと思いつつ、あっという間に眠気が訪れ、3時間半、休憩時間以外はもー爆睡。

 

チェンマイを出た時からずっとどんより。パーイについてもどんより。ともあれ着きました。思ったより開けている感じ。そして欧米人だらけ!確かに街並みはかわいらしい。スクーターを借りて郊外に出れば、田園風景を望めるカフェもあちこちあるんですって。到着したらすぐ借りる予定だったけど、今にも降ってきそうなので、スクーターは明日に賭けて、今日は宿と街中でのんびりすることに。

 

うん、まあいいよ。このハンモックにうずもれたかったから。

f:id:pechinda:20181220021747j:plain

路地に入ったところにあるどローカルな食堂でごはんを食べたり、コーヒーを飲んだり、お散歩したりしているうちに、ナイトマーケットの準備が始まった。メインストリートにずらりと屋台が並ぶけど、チェンマイのナイトマーケットみたいに混雑するわけではないので、ぷらぷらあるくにはちょうどいい。

 

どローカル食堂。この昭和的な虫よけのかごがなんかかわいい。

f:id:pechinda:20181220022008j:plain

 

f:id:pechinda:20181220022247j:plain

 

一巡りしたあと、炭火でレモングラスティーやジンジャーティーを出しているお茶屋さんがあったので、しばしここでぼーっと。今日1日なんにもしてないけど、そもそもなんにもしないで過ごすために来たんだった。そうだった。

 

めっちゃ丁寧に炭を入れてます。土鍋に入っているのがお茶。

f:id:pechinda:20181220022626j:plain

 

f:id:pechinda:20181220022503j:plain

レモングラスティーに竹のコップの香り。こういう時間があるのは幸せだなー。

 

今日はぎりぎり傘をささずにすんだ。どうか明日はちょっとでも青空が見えますように。

f:id:pechinda:20181220022355j:plain