ストックホルムにやって来た
11月。
「ずっとどんより。雨ばっか。日も短い。雪がまだ降ってないから、とにかく暗い。11月は1年でいちばん退屈」
と言われている11月に、スウェーデンにやって来た。
子供のころ北欧の物語が好きで、20代のころはスウェーデンのガレージだのロックだのポップにはまって。ずっと来たいなと思っていた国に、旅行で来て、きーんと澄んだ、透明感のある空気と森と、赤茶の家と、水彩画みたいな街並みにますますやられて。
そんなこんなで4回目のスウェーデン。
本当は夏に来たかったけど、
「その国を知るにはな、いちばん悪い季節に来るのが一番やで」
と言われて、それもそうかな、とこのタイミングで。
確かに毎日どーーーんよりした曇り空、で毎日雨。来て1週間たつけど、まだ青空をまったく見ていない。
でもでも。
Spotifyでスウェーデン語の音楽を流して、ふと窓の外を見ると、もう葉っぱは落ちちゃってるけど、スウェーデンの森が見える。
ああああああこれだけでめっちゃ幸せやん(今のところ)!
なんかもうこんなところで、編み物と料理だけして暮らしたいんですけど...w
どんよりヨーロッパも全然悪くないよ(今のところ)。
それに、夜はオレンジ一色の街灯りがきれい。
スウェーデンのミュージシャンやバンドは、英語で歌ってる人が多いけど、今はスウェーデン語の曲だけをシャッフルで聴いている。
初めて来たときに、CD屋さんの試聴機で聴いたVeronica Maggio。懐かしくて泣けるわ。
スーパー行って、ごはん作って、コーヒー淹れて。
しばらく、ここでの日常生活を楽しみます。