いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

チェンマイ、アパート契約

「パスポートさえあれば、即日入れる」

これはほんとでした。アパート契約はいたって簡単。パスポート見せて、書類書いてデポジット(保証金)払えばすぐ鍵がもらえる。契約は1か月単位でOK(3か月以上だと家賃が安くなったりするけど)。

 

私が借りた部屋にはキッチンがなかったけど、タイでは1食150~400円も出せばおいしいごはんが食べられるので、キッチンあっても自炊はたぶんしない(k.m.p.さんの本にもそう書いてあった)。部屋には(無駄に)ダブルベッド、姿見付きの大きなクローゼット、(砂嵐まじりのチャンネルも多いけど)フラットTV、冷蔵庫、サイドボード、ちっちゃいテーブルと椅子のセットがある。トイレやシャワーなどの水回りは、水圧が低くてまあ値段相応ではあるけど、ちゃんとお湯もでるし十分使える。昼間は管理人さんがいて、夜は入口にオートロックがかかる。申し込めば、有料でWi-Fiも使える(ルーター持ってきたから申し込まんけど)。

 

十分やん!

 

さて、契約時に悩んだのがデポジット。この物件では、10,000バーツ(40,000円弱)のデポジットが必要だった。特に問題がなければ返ってくるとはいえ、帰国まぎわに10,000バーツ現金で返ってきても困る。クレジットカード払いにしても、返金はキャッシュになるという。

 

うーん。

 

値切り交渉は苦手なんだけど、まあどうせ返ってくるものだから、とデポジットを値切ってみた。

 

「家賃をまけろとは言わない。でも、デポジットをもうちょっと安くしてもらえないかなー?」

「んー、デポジットは10,000バーツって決まってるから。また銀行で両替すればいいじゃない」

「クレジットカードで払って、キャンセルしてもらうことはできない?」

「クレジットカードでも、返すのはキャッシュになるし、3%手数料もつくよ」

「じゃあキャッシュで払うから、もーちょっとだけデポジットどーにかしてもらえないかなー?どうせ返してくれるものでしょ?」

「…わかった。じゃあ一応オーナーにきいてみるね」

 

管理人、オーナーに電話。20秒もしないで戻ってくる。

 

「オーナーにきいたら、半額でいいって。5,000バーツでどう?」

「助かる―!ありがとう!」

 

ということで、デポジットは半額にしてもらえました。これ大きいわ。管理人さんありがとう。