ぜんぜん飽きないタイ料理
タイ料理といえば、グリーンカレー、パッタイ、ガパオ、トムヤンクン、カオマンガイ、ヤムウンセン...なんかがざっくり浮かんでくるのでは?辛くて、ココナッツミルクがよく使われていて、全体的にこってりした感じ。でも実はクイッティアオという、ベトナムで言うフォーみたいなあっさりした麺もあるし、辛くない料理だってある。
たとえばトップ写真のカオクルックカピ。トウガラシが添えられているけど、混ぜなければ辛味要素なし。まんなかのごはんは、カピというシュリンプペーストで炒めてある(でも油っぽくはなくて、炊き込みご飯みたいな感じ)。ごはんだけ食べると、「エビーーーーー!」が全面的に主張する超エビ風味。添えられた具材を「全部混ぜてから食べてね」と言われるのだけど、このエビごはんの味が好きなので、あえて別々に食べてしまう...
チェンマイのある北タイのローカルフードは、割と調理法がシンプル。タイ東北部のイサーン料理や、ラオス、ミャンマーの料理の影響を受けていて、けっこう辛い(というけど、グリルなんかも多いのでそんなに辛い印象がない...)。
チェンマイでまず食べておきたいのはソムタム(青パパイヤサラダ)、ガイヤーン(鶏の炭火焼き)、カオソーイ(ココナツミルクとカレーのスープヌードル)、ラープムー(豚ひき肉のサラダ。ライムが効いてる)、サイウア(ハーブの効いたスパイシーなソーセージ)などなど。もっとあるけど...そしてごはんはカオニャオというもち米。これがおかずとあう!
ほぼ毎食タイ料理を食べているけど、全然飽きない。お気に入りのガイヤーンのお店には相変わらず通っている。野菜不足はソムタムで解消。
そして今はまっているのは、ラープムーの豚ひき肉が、豚の首肉に代わった、ナムトックムー。肉はグリルして脂が落ちているし、紫玉ねぎやハーブ、ライム、ナンプラーであえてあるので、わりとさっぱり。これともち米、もー最高ですわ。
これ全部で75バーツ。260円くらい。1食40バーツくらいでも食べられるので、「今日は晩ごはんちょっと贅沢」と思うけど、日本円に換算するとあまりの安さにあらためて驚くわ...