いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

チンクエテッレ、5つの村

コルニリア - ヴェルナッツァ -モンテロッソ間は徒歩で。手前2つの村、リオマッジョーレとマナローラは、道が封鎖されていたので電車で行きました。どういう順番で回ろうかと考えたけど、結果適当。でも、日差しの関係で、この村はこの時間帯がいいかなーと思うところがあったので覚書。ラ・スペッツィアに近い方から。

 

リオマッジョーレ

f:id:pechinda:20180521091347j:plain

夕景と、できれば夜景を見たかったので、ここを一番最後にした。でも、この時期は日が長くて、8時半になってもまだ沈まなかったので時間切れで夜景は断念。崖の間にV字型に作られた街で、結構細長い。街の上の教会まで登っていって、そこから見下ろすと街が一望できる。

 

ビーチからは夕日がきれいに見える。電車の時間の関係で、ここまでしか見られなかった。あと10分あればー!

f:id:pechinda:20180523234826j:plain

 

マナローラ

f:id:pechinda:20180521091515j:plain

THE★チンクエテッレという景色。この角度は午前中は逆光なので、午後に行くのがよいと思う。あと、夜景もきっときれい。見たかったなー。日帰りだったので断念。

 

くねくねした路地がいっぱいあるので、時間があれば迷いながら歩くと楽しいと思う。

 

コルニリア

f:id:pechinda:20180521092131j:plain

この村だけ、海沿いじゃなくて崖の上にある。一番素朴な感じ。葡萄畑越しに見える真っ青な海がめっちゃきれい。高いところが好きなので、個人的にはこの村が一番好き。ここは午後になると逆光になるので、午後早めの時間までくらいがよさそう。

 

ヴェルナッツァ

f:id:pechinda:20180521092446j:plain

西から見ても東から見ても絵になる。トレッキングしないとしても、村を一望できるトレッキングの入り口あたりまでは行かないともったいない!

 

モンテロッソ

f:id:pechinda:20180521092643j:plain

5つの村の中で、唯一ビーチのある街。そのせいもあってか、一番にぎやかな雰囲気。

 

電車は30分に1~2本はあるし、各村の間は数分で着くので、順番に回らずに行ったり来たりするのも簡単。この駅はマナローラ

f:id:pechinda:20180521093339j:plain

 

夜景が見たかったので、できるだけ遅い時間帯の電車を予約していたけど、まあ当たり前のようにイタリアの鉄道は遅れる。ピサでの乗り換え時間が10分しかないのに、ラ・スペッツィア発の電車はすでに16分遅れ。こりゃー、予約をした電車に乗るのは無理かなと思ったけど、同じような予約をしている人はやはりいっぱいいるわけで。

 

ピサに近づき、イタリア語と英語で乗り換えアナウンスが流れるけど、走行音がうるさくてよく聞こえない。フィレンツェ行の電車の出発時間はとうに過ぎているけど、こういう場合、イタリアの鉄道は乗り継ぎ待ちをしてくれるのか?

 

前の席のお兄さんが、立ち上がってどうにか放送を聞こうとしていた。出口に並び始めた時、そのお兄さんに他の乗客が「さっき、立ち上がってたけど、なんていってたか聞こえた?」と尋ねる。

 

「はっきりとは聞こえなかったけど、どうやら僕たちを待ってくれているみたい。8番プラットフォーム、って言っていた気がする。着いたらダッシュだね」

 

後ろの女の子グループも会話に加わる「よかった!乗り継ぎできないかと思った。よし、めっちゃ走る!」

 

ほとんどの人がフィレンツェ行の電車に乗り換えるようで、「みんな、走ろうぜ!」と生まれる、終電前の連帯感。

 

電車、待っててくれました。ホームに着いたらほんとにみんなで走って、乗り継ぎ成功。あー、帰れてよかった。

 

チンクエテッレのお散歩についてはこちらをどぞ。