いろんなところに住んでみる

旅の楽しみは、知らない街の日常を見ること。というわけで、いろんなとこで「ちょっとちょっと暮らし」してみます。どんなところに住めるのかなー?2018年、チェンマイ→台北→フィレンツェ→はたまたチェンマイ。2019年は...春はカミーノ(スペイン巡礼路)からのポルトガル。夏は日本。秋冬はスウェーデン。2020年夏からしばらく京都。

晴れた日曜日の朝


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フィレンツェ3日目の朝。

 

大好きな国、イタリアにやって来た!あっちこっちから聞こえてくるイタリア語(当たり前や)、石造りの古い建物、石畳の狭い路地、昔ながらのバール、ああああ歩いているだけでテンション上がる。

 

まずはネットの契約をしたり、生活必需品を買いそろえたり。フィレンツェには3か月弱ほど滞在予定だし、今回は自炊するので、これまでのチェンマイ台北と違って、日常の雑務をいろいろこなさないといけない。ろくにイタリア語もしゃべれないのが痛い。でも、身振り手振りと超片言の単語と、しまいには日本語と英語を挟みつつ無理くり通じさせるのがおもろいといえばおもろい。

 

...イタリア語勉強しよー。duoLingoも全然進んでないし。

 

時差ぼけはほとんどないとはいえ、イタリアに着くなりたちの悪い虫に刺されて首の周りが腫れ上がり、そのせいか頭痛もして珍しく体調不良だったけど、どうにか落ち着いた。

 

とりあえず、仕事の前に近所を散歩。滞在先の部屋からは、アルノ川がすぐ。

 

空は真っ青でからっと晴れているし、新緑がまぶしくてきれい。犬を連れたカップルが花かごを下げて歩いている。ピンクのTシャツを着た人たちがたくさん走り抜けていく。マラソン大会なのかな?川沿いのベンチでは、おじいちゃんおばあちゃんがにぎやかに話をしている。公園には週末のマーケットがたっている。川の向こうには、遠くフィレンツェの街並みが見える。

 

公園の屋台でカプチーノを買って、木陰のベンチに座って持ってきた本を読む。なんだこれ!めっちゃ心地いいんですけど!

 

フィレンツェに来たら、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、とちょっと義務感に駆られていたけど、

 

ああ、もうこういう時間を過ごせるだけで幸せ。もういいんじゃない?これで。